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春希の大変な一日

「春希・・・、どした?昼間からベッドに転がって仕事なんて。風邪か?」

「・・・なぁ、かずさ。明日はご飯がつくれないかもしれない」

「なんでだ?体調、悪いのか?」

「筋肉痛で・・・。」

「・・・ああ、雪かきか。」

「ウィーンだってこんなに積もったことなかったよな?」

「まぁ、山沿いじゃないから雨が多いしな。」

「おかげで、日頃使ってない筋肉が悲鳴を上げている・・・。」

「もやしっこめ。」

「よし、明日かずさが残りの雪かきやってくれ。」

「手を痛めたり、風邪をひいてもいいならな。」

「そうくるよな、やっぱり。」

「冗談抜きにそうなりかねないぞ。」

「そもそも、かずさに力仕事をやらせる気はないけどさ。でも、さすがに雪かきは慣れてない・・・。」

「だから、そんなにぐったりしてるのか。それでも仕事してるんだから呆れる。」

「そりゃやらないわけにはいかないからな。でも、どうしてもっての以外は今日はもう無理。」

「で、夕飯は?」

「出前でもとるしかないだろ。」

「出前、ねぇ。この家にか?」

「そうなんだよなぁ・・・。」

「でも、さすがに作れるないだろうし、買いに行くか?」

「かずさが行くと面倒なことになるだろうし、今日は惣菜もコンビニにはないと思う。」

「なんでだ?」

「ニュースでやってた。トラックがこないとさ。」

「ああ、なるほどな。」

「だから、・・・まぁカップ麺で。あしたはうどんとかでどうでしょう?」

「かまわないぞ、別に。」

「てっきり、久しぶりにマトモな味のするもの食べられるとか言うかと思ったが。」

「・・・お前、そんな昔のこと根に持ってたのか?」

「だってお前、日本にいた頃には俺がご飯作るたびに悪態ついてただろ。」

「あははは、そうだったな。ま、さすがにもう慣れたさ、お前の味に。」

「嘘つけ、今だに砂糖の国のお姫様だろ。」

「それでも減ったろうが。コーヒーだって昔に比べれば少なくなってるだろ?」

「それでもどう考えてもおおいから。」

「でも別に異常ないぞ。」

「今はな。年取ったら分からんぞ。」

「母さんだって糖尿病になってないんだから大丈夫だろ。」

「うん、それは俺でさえ意外だったけどさ。」

「だろ?だから家系的に大丈夫じゃないかと。」

「いや、そういう問題じゃないから。」

「そういうとは思っていたけどな。ま、ご飯のことは分かった。」

「・・・で、だ。そのな?」

「分かってるよ。今日は乗っかるなってことだろ?」

「端的に言えば。というより、今日から明日は俺に触れないでくれると助かるんだが・・・?」

「無理だ!」

「・・・だよな。」

「寄りかからなきゃいいんじゃないか?」

「そう単純な話でもなくてな。今はまだ動けるが、明日はどうなるやら。」

「・・・本当に酷いんだな。」

「ついでに言うとだな、今夜と明日の夜も動けない。」

「だから?」

「いや、だから・・・無理だと。」

「・・・?別にお前が動かなくても問題ないだろ?」

「待て、いや待て。本当に俺が全く動かなかったらお前不満たらたらになるだろ。」

「自分だけってのはつまらないからな。でも、こういう時はしょうがないだろ。」

「いや、だからって・・・。」

「だって、昨夜だってしてないのに、あと二日もなんて!」

「でも、前に俺が出張してた時だって我慢できたろ?」

「いなけれりゃそうせざるを得ないだけで、いるのに我慢とか無理だろ。」

「といっても、マジで動くと痛いから無理なんだが。」

「じゃあ春希は我慢できるのか?」

「・・・・・・多分?」

「人のこと言えないわけだ。」

「そりゃあんな風にくっつかれたまま我慢して寝ろとか、どんな苦行だよってレベルだ。」

「それは何も春希だけじゃないってことだよ。」

「そういうものか?女性ってどうなのか分からんし。」

「他は知らんがあたしはそうだ。何度も言ってるだろ。」

「どうしても実感として分からないんだよな。男と違ってださなきゃならないものでもないだろうし。」

「したいものはしたい、そういうものだろ?」

「シンプルだからこそ、反論しようがないぞ。」

「反論させる気がないからな。」

「卑怯じゃないか?」

「馬鹿なこと言って誤魔化そうとするな。」

「・・・はいよ。」

「とりあえず、今夜はそれで決定だな。」

「俺、明日ベッドから起き上がれるんだろうか・・・?」

「介護ならして・・・。」

「止めてくれ、止してくれ、止まってくれ。」

「・・・。」

「それこそ、やること増えるだけだ。大人しくピアノの練習だけしててくれ。」

「なんかいつもそればっかり言われてる気がするな。」

「気のせいだ。」

「嘘だろ?」

「いつも言ってるからな。気がするも何もない。」

「進歩ないな、あたしたち。」

「変わらない、でいいじゃないか?」

「春希が口が達者なのもな。口は筋肉痛にならないのか?」

「なったら困る。日頃どんだけ喋ってないことになるんだよ、俺。かずさがいる限りならないだろ、悪い意味で。」

「一言多いのは何もあたしに対してだけじゃないだろ、それこそ嘘つくな。」

「言わずにいられないんだよな、つい。」

「つい、ねぇ?」

「つい。」

「ま、いいけど。で、辛いならマッサージしてやろうか?」

「は?かずさが?」

「他に誰がいるんだよ。」

「いや、お前がマッサージのやり方なんて・・・の前に絶対にやめろ!」

「なんでだ?」

「お前の指の力と握力でやられたら、立てないとかじゃすまなくなる。」

「・・・。」

「不満げな顔をしてもだめだ。」

「試してみなきゃ分からんだろ。」

「試してみた結果が分かりすぎるくらいに分かるから、断ってるんだということを理解するんだ。」

「そこまで力いれなきゃいいんだろ?」

「そもそも他人の世話をしたことないんだから、どう考えてもいい結果が想像できない。」

「・・・腹立ったからやりたくなった。」

「後の責任は誰が取るんだよ。」

「春希がとればいいんじゃないか?」

「・・・わけわかわん。」

「春希の屁理屈よりは分かりやすいと思うがなぁ。」

「そんなこと思わないでくれ。」

「春希の理屈は冷静に考えるとおかしいからな。」

「理屈なんてそんなもんだ。」

「自分で否定してたら世話ないだろ。」

「いや、正直、痛みであんまり頭が回ってないっことに会話してて気がついた。」

「役に立ったのなら何よりだ。」

「ついでにシップか何かあると助かるんだが・・・。」

「ないと思うぞ。仮にあっても見付けるのが大変だ。」

「だよな。諦めて今日は大人しくしているよ。」

「ま、無理しないことだ。夜までゆっくりしてろ。」

「・・・・・・・はい、よ。」




~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これを書いた理由はお察しください。
月曜日に書きはじめたものです
正直、まだ少し痛かったり・・・(苦笑)

そして見返して我ながら何を書いているのやらと。
内容をもう少し推敲したいですが、すると時期はずれの公開になるので
諦めて公開いたします。その内また、推敲しているかもしれませんが。


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実感こもっていますね

前回より余り間をおかずに新たな更新があり素直に嬉しく思います。今回は前回の続きで尚且つブログ主様の実体験も伴っている話でしょうか?そういう所は別にして、春希がまともに動けないと途端にこの夫婦の日常に暗雲が漂い出し、春希としてはかずさに家事的な事を少しはやって欲しいとは思いつつも、させる事は危険でかずさ自身もその辺りは自覚があるという感じの会話のやり取りは読んでいて面白いです。次回の更新も楽しみにしています。

こんなの見つけました

もしご存知ならすいませんと前置きしますが、最近またWA2のSSが載っているサイトを見つけました。
QuelleというサイトでかずさtrendのSSです。今の所七本程載っています。内容はひたすらイチャイチャ系の話なので、人によっては受け付けにくいかもしれません。
最後に今日は小木曽雪菜の誕生日ですね。

No title

最後の夜までってところがニヤニヤしちゃいますね。
結局春希がカップラーメンもつくるのですかね。
プロフィール

海雪 海辺月

Author:海雪 海辺月
現在、White Album2 SS、特に冬馬かずさ SSを執筆がメインです。
目次はカテゴリーの未分類においてあります。
Eメール:umiyuki_4s@yahoo.co.jp
@を半角にしてください
メアド載っけてないことに今さら気づきました・・・

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